得点開示データの追加と、今後の受験対策(案)について

2022年3月13日

得点開示のピークが収まってきたので、データをまとめてアプリに追加しました。
アプリは、このブログの下の方にある「ここ↓で使ってみることができます!」からご利用下さい。

サマリー

最高点がUPしました
 →最高308点
平均はあまり変わりません
 →事例1だけ平均が他より5点くらい高い

事例1で60~64点のAの場合は、他の事例だとBの上位レベル相当と考えて、今年の試験対策を検討したほうが良いかもしれません。

分布と平均点について

得点の分布と、未合格者、合格者の平均点は以下のとおりです。

このデータをどう受験に活かすか?

上図の通り、平均点と分散が事例毎に異なります。

平均点の解釈は難しいところですが、
例えば、事例1で60~64点のAの場合の順位は
他の事例だとBの上位レベルの順位と同じくらいになります。

平均点や分散が事例ごとに違うことを踏まえて、同じ得点でも事例によって対処を買えたほうが良いように見えます。
なので、私見として事例ごとの得点の解釈例を書いてみました。

今年の試験対策に向けて 事例1

事例1で60~64点のAの場合は、他の事例だとBの上位レベル相当と考えて対策を検討することが望ましいように見えます。
事例1は得点分布の分散が大きいので、高得点の再現答案と比較すると多くの失点箇所が想定されることから、ご自身の再現答案と比較してミスを見つけて、対策を検討されるとよいかと思います。

今年の試験対策に向けて 事例2と3

60点以下、特に低得点の場合、例えば解答が全体的にずれていて悪い意味で個性的な解答になっていた可能性があるため、ケアレスや思い込みで独特な解答をしていなかったか振り返ることが対策につながる可能性があります。

なお、合格点を取れている場合は、(得点の分散が少ない事例ということを考えると、これ以上得点を伸ばすための改善点を見つけづらい事例だと考えられるので)他の事例の勉強を優先しても良いように見えます。

今年の試験対策に向けて 事例4

得点の分散が大きい事例で、かつ計算力を上げることで計画的に得点UPをしやすい事例です。
・多くの合格者の答案で正解している問題(魚の重量の問題など)を正解できているか?
・経営分析は、多くの受験生が解答できた指標をあげられているか?
 → 良い点(有形固定資産回転率、棚卸資産回転率、売上高総利益率
 → 悪い点(負債比率、売上高営業利益率、自己資本比率
・経営指標の計算ミスはないか?
といった点から振り返ると、大量失点しないための対策(例:時間配分や検算含めたプロセスの改善など)につながるかと思います。

なお、正答率数%かつ予備校でも解答が割れるNPMの問題など、勉強時間に対する効果が出にくい問題もあります。
まずは合格者がだいたい正解している問題について対策を検討することを推奨します(いきなり高得点答案と同レベルを目指すと、難問も含まれるので時間がかかってしまうかもしれません)

ここ↓で使ってみることができます!


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